推し活アプリの定番だった Oshibana が、2026年8月20日で新規作成・編集ができない「見る専用モード」に移行します(公式のお知らせ)。
「推し始めて◯日」のウィジェットを毎日眺めていた人にとって、移行先探しは切実な問題です。 私自身、この発表を見て「サービス終了で記録が消えるのは構造の問題だ」と感じ、代わりになるアプリを自分で開発しました。それが「推し暮らし」です。
この記事では、開発者本人の視点で機能と設計思想を紹介します。
こんな人向けの記事です
- Oshibana の移行先を探している
- 「推し始めて◯日」「誕生日まであと◯日」をホーム画面に置きたい
- サービス終了で記録が消えるのはもう嫌だ
推し暮らしとは
推し暮らし(おしぐらし)は、推しの記念日カウントと写真をホーム画面のウィジェットに飾れる、推し活のための記録アプリです。
- iOS 17 以上 / iPhone 専用 / 日本語のみ
- アカウント登録・ログイン不要。開いてすぐ使い始められます
- 広告なし。機能はすべて無料です
現在、App Storeで近日公開予定です。 リリースの最新情報は X(旧Twitter)の @oshigurashi_dev で発信しています。公開をいち早く知りたい方はフォローしてお待ちください。
設計思想:サーバーを持たない=サービス終了しない
エンジニアとして一番こだわったのがここです。
Oshibana のようなサービスが終了すると記録が消えるのは、ユーザーのデータが運営のサーバーに置かれているからです。運営が止まれば、データも道連れになります。
推し暮らしは逆の構成にしました。
| 一般的な推し活アプリ | 推し暮らし | |
|---|---|---|
| データの置き場所 | 運営のサーバー | 端末+自分の iCloud |
| アカウント | 必要 | 不要 |
| 運営が止まったら | 記録が消える | 記録は手元に残る |
| オフライン動作 | 制限あり | ほぼ全機能が動く |
推しの名前・写真・メモはすべて端末内(SwiftData)と、ユーザー自身の iCloud プライベート領域(CloudKit)にだけ保存されます。開発者である私のサーバーには送られません。というより、そもそもデータを預かるサーバーが存在しません。
構造的に「サ終で記録が消える」が起こらないようにした、というのが本アプリの核です。iCloud 経由なので、機種変更しても Apple ID にログインすれば記録は戻ってきます。
機能1:ホーム画面ウィジェットは9種類
体験の主役はウィジェットです。9種類を好きな組み合わせで、いくつでも置けます。
| ウィジェット | 内容 |
|---|---|
| 写真 | 選んだ1枚をそのまま飾る |
| アルバム | 選んだ写真が横に流れ続ける |
| 文字入り | 写真に好きな一言を重ねる |
| 日付・時刻 | 写真に日付・曜日・時刻を重ねる |
| バッテリー | 電池残量に合わせて写真が変わる |
| カウントアップ | 推し始めてからの日数 |
| カウントダウン | 予定・記念日まで あと◯日 |
| リンク | SNS や配信へワンタップ |
| 予定 | 直近の予定を一覧表示 |
サイズは小・中・大に対応。ウィジェットの内容はアプリ内で先に作っておく方式なので、ホーム画面では長押しして選ぶだけで設置できます。
カウントの言葉は「推し始めて」「生誕から」「デビューから」「誕生日まで」など13種類のプリセット+自由入力から選べます。カウントダウンは残り24時間を切ると時・分・秒まで動きます。
ロック画面にも置ける
ロック画面ウィジェットはカウント・予定・リンクの3種類。配信までの残り時間を確認して、そのまま SNS へ飛べます。
機能2:推し事の予定が自動で並ぶ
誕生日・ハーフバースデー・「推し始めて1000日」のような節目を、登録した日付から自動で算出して近い順に表示します。ゾロ目(888日など)や100日刻み、周年まで拾うので、自分で計算して登録する必要がありません。
ライブやファンミーティングなど自分で登録した予定とも混ざって並びます。通知は「何日の何時何分に鳴らすか」を1件の予定につき最大10個まで設定できます。
推しページには写真・カウント・予定・メモへの入口がまとまっています。推し色は最大5色まで設定でき、登録できる推しの数に上限はありません。
機能3:推し活メモとグループ管理
現場の記録は、文章の途中に写真をはさめる iPhone のメモのような書き味で残せます。書いたメモはその日の予定(ライブなど)に紐づくので、あとから予定をたどって読み返せます。
グループ機能もあります。結成日を登録すると「結成から◯日」「結成◯周年」を自動で数え、グループの予定はメンバー全員の推しページにも表示されます。
料金:全機能無料・広告なし
現バージョンに課金要素はありません。推しの登録数もウィジェットの数もメモの件数も無制限で、すべて無料です。
サーバーを持たない構成のため運営コストがほぼかからず、無料を維持しやすい——というのも、ローカルファースト設計の副産物です。
Oshibana からの移行について
Oshibana は2026年8月20日から、推し詳細・メモ・ギャラリーなどの ZIP エクスポートを提供する予定と告知されています。
推し暮らし側でも、この ZIP を読み込むインポート機能を開発中です(エクスポートの実データを確認してから対応するため、アップデートでの提供になります)。まずは移行前に Oshibana 側で必ずエクスポートを実行して、ZIP を保存しておくことをおすすめします。
ZIP インポートを待たなくても、推しの登録・ウィジェット・記念日カウントは手動ですぐ再現できます。「カウントウィジェットが目当てだった」という人なら、移行はものの数分です。
まとめ
- 推し暮らしは記念日カウントと写真をウィジェットに飾れる推し活アプリ
- データは端末と自分の iCloud のみ。サービス終了で記録が消えない構造
- アカウント不要・広告なし・全機能無料
- ホーム画面ウィジェット9種+ロック画面3種
「推しと過ごした日々を、なくさないために」作ったアプリです。App Store で近日公開予定なので、Oshibana の移行先を探している人はもう少しだけお待ちください。
リリースの最新情報・開発状況は X(旧Twitter)で発信しています。
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